会社概要
東京山側とは何か
東京都の面積の4割は山・森林です。山や森林、川や渓谷、良質な水源を有し、多様な動植物など自然豊かな地域で、西多摩や南多摩に内包されるのが、主に6市町村(あきる野市、日の出町、檜原村、奥多摩町、青梅市、八王子市)からなる東京山側です。北に秩父、西に甲府やアルプス、南には丹沢や富士を眺め、秩父多摩甲斐国立公園への入口にもなる東京山側は、関東を代表する豊かな自然・山側へ繋がるゲートウェイであり、自然文化体験フィールドとしての価値を国内外へ広く訴求するため、説明不要で圧倒的な分かり易さと差別化を可能とする価値観が必要でした。このような経緯から、八王子市の高尾山を拠点とするクリエイティブ・ディレクターが『東京山側』というエリアブランディングの概念を提唱しました。
東京山側の可能性
東京都内に位置するにも関わらず、国立公園を有する豊かな自然と、そこに育まれた歴史や文化、さらに類い稀なるジオ特性を有し、その地形や気候がもたらした生物多様性。そんな豊かな自然環境エリアでありながら、都心部から1時間ほどという好アクセスで、日帰りで気軽に訪れることの出来るロケーション。東京山側は、世界でも類の無い環境を誇る、高価値な自然体験フィールドです。この環境を活かした自然体験学習やアドベンチャーツーリズムは、今後ますます東京山側で発展していくことでしょう。
加えて東京山側は、政府が推進しているデジタル田園都市国家構想と非常に相性が良いと言えます。東京山側は、都心部から1時間という好立地を活かし、潤沢なリソースを有する都心部の産官学と連携して多様な選択肢を手に入れることができます。
「地方活性化」という言葉が散見されますが、都心の大企業、官公庁、教育機関からすると、わざわざ手間と時間をかけて地方へ行かずとも、東京山側で地方を疑似体験することができます。都市を有する一方、面積の4割を山・森林が占める東京都は、さながら日本の縮図なのです。自然体験学習や観光(特にアドベンチャーツーリズム)だけでなく、一次産業高付加価値化、中小事業者間のデータ連携、モビリティ、ウェルネスといったような多種多様な事業を、まずは東京山側から開始し、東京一極集中の解消とデジタル田園都市国家の実現に向け、全国へと展開していくモデルが考えられます。
TYDIの理念
TYDI|Tokyo Yamagawa Digital Initiative|は、その名の通り、東京山側でDXを推進するために設立されました。日本名では『東京山側デジタル推進機構』となります。「機構」という名称を付けたのは、公共性の高い事業体を目指しているためです。TYDIは、東京山側において、IT事業者としての収益拡大を目的に設立された会社ではありません。東京山側における数多の企業、地域関係諸団体、行政、市民、町民、村民の日々の活動と暮らしを、「デジタル」という切り口で、より良くするために設立された会社です。そのために、潤沢なリソースを有する都心部の産官学の多様なステークホルダーとも協働しますが、私たちは、まず第一に地域課題の解決を念頭に置き、事業を運営してまいります。
会社名 | 株式会社東京山側デジタル推進機構 |
英文社名 | Tokyo Yamagawa Digital Initiative |
代表取締役 | 足立恭平 |
所在地 | 〒190-0200 東京都西多摩郡檜原村790-2 (Village Hinohara内) |
お問い合わせ先 | info@tydi.co.jp |
事業内容 | 1.企業及び団体向けの経営、業務効率化、情報技術に関するコンサルティングサービスの提供。 2.ソフトウェアおよび情報システムの開発、販売、保守、運用。 3.地方創生に関する企画、提案、及び実施。 4.IT技術、ビジネススキル、リーダーシップ開発などを含む各種研修プログラムの企画、開発、提供。 5.EC(電子商取引)サイト、その他各種ウェブサイトの企画、制作、販売、配信、運営及び管理 6.前各号に附帯関連する一切の事業 |